【移住】わたしがやった田舎暮らしの選考基準5つ【どこすむ?】

神奈川県の角、みたいなところに位置する田舎に移住して

8年目たった。

 

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それまでは

18歳まで地元福岡の小倉、

厚木2年

西新宿5年

代々木2年

下北沢2年(ここからぴろくんと同棲)

と、ほぼ9年大都会ど真ん中に住んでいた。

 

当時、知り合った方が、その土地で育った木を切って、枯れ葉を発酵させて壁を作って家を手作りで建てていて、新しかった。

その町は、芸術家やアーティストがたくさん住んでいて、音楽イベントもさかん。

 

なんてゴキゲンなんでしょう♪パラダイスじゃん♪遊園地じゃん!!!

けど、出版やってるぴろくんは田舎暮らしなんて興味ないだろうし、

到底引っ越しなんてかなわないかな~と思っていた矢先、

「出版不景気、疲れた・・・どこか遠くへゆきたい」とぼやくその声を

わたしはとっつかまえたのである。

「じゃ、田舎に暮らそう!!!」

わたしたちの田舎えらびの条件は以下。

●東京から片道1時間半以内。

東京での打ち合わせやレコーディングには遠慮なく関わりたい。

もっと刺激的な出会いも求めているし、美術館にも気軽に行きたい。

たまにはクラブにも行きたいし、赤提灯でも飲みたい。

友達も少ないけど東京に住んでいる。

わたしはね、東京が大好きなのである♪

●交通費も片道1000円以内がいいな。

安いに限る。電車移動中は作業や読書ができるので、時間ロスだとは考えてないけど、交通費は、ダイレクトにぶっ刺さってくる問題なので。

住まい、ライフライン、交通、食事にかかるお金が少なければ

その分収入が上がることとおんなじ。

節約とか私には無理なので、自然と使わないことがとても大事。

●温泉がある・ウォータフロント

山しかないと、息が詰まる。水辺はスッキリするので必要。

現在の家から歩いて5分で温泉なので、銭湯代わりに天然温泉。

450円でセンシティブな私の抱えるモヤモヤは、週に1回お湯に流すのだ。

だから、今は思う存分、モヤモヤできる。好きなだけ、切なさも味わえる。

温泉があれば、怖くない!!

美味しい高級お寿司はないけれど、こういうのを贅沢っていうんだと思うんだ。

●移住者迫害がないオープンな風土

小心者のうつ病経験者なので、ハードルは低いほうがいい。

人様の迷惑にもなりたくないし、生きてるだけで目の敵にされるのなんて、

からしいしかない。

「バカにしないで、わたし意外と使えるんです!」って腰を低くして

「認めて」するのも、息ぐるしい。

しかも、わたしは別段使い物にならない。

人を評価する人が多く住む土地は、暗い。

そんなの飛び越える元気もない。ぬるっとそこに、居たい。

●文化が栄えている場所

東京は文化の最先端。

少し離れたほうが、その恩恵や刺激をいただけるというもの。

学校が近い子のほうが遅刻してくる、アレに感覚は近い。

1時間くらいの距離感は、ありがたくてよい。しっかり刻んで帰れる。

いっぽい住んでいる場所は文化の産まれる場所がいいなぁと思った。

ダサくても小さくてもいいから、表現者が自分の好きに表現できる土壌は

刺激になるし、何よりもうれしい気分になる。

したいことをしている人をみると、単純に無性に泣けてくる。

有名な音楽家にもここはご縁があって、貴重な演奏も間近で堪能できる。

あと、物づくりしている人の作るご飯はおいしいので、みんなが作るご飯がおいしい。

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そういったことを条件に、秩父奥多摩、鎌倉、房総、など、いくつか提案しつつ、

一番条件に合った場所が今の町、というわけ。

 

海沿いも非常に惹かれたけど、塩害に耐えうる体力と精神力に自信がなかったので、

海沿いは余生で味わいたい。

おそらく、移住を考えてる方々のライフスタイルで基準は変わるから

5つくらいこんな感じで洗い出してから、フィットするところを探すのがいい気がします。

地方都市も最近面白いし、

移住の助成金や、補助のある地域も多いから、いい出会いがあればいいなぁと思う。